Windows11|ショートカットキー46選!! 早見表一覧(使用頻度順)

はじめましてjavaエンジニア歴10年のINFOBOXです。
2021年10月5日にWindows11が無償アップグレード公開され早速私もアップグレードしました。
全体的な印象としてはUI周りにおいてはより洗礼されたシンプルなデザインとなり、新機能の中でもワークフロー(作業工程)の効率化を目的とした機能が多く追加された印象です。今回ご紹介するWindows11のキーボード操作で行うショートカットキーについてもワークフローの効率化を実現させるためには必要不可欠な便利機能です。

その中でもWindows10の頃から追加されたショートカットキーや以前から存在しており多くの方々に認知されているキーもありますが、今回は初心者の方々でも理解しやすく、具体的にどんなシーン(アプリの種類やWindowsの機能内での用途)で利用するのか。利用頻度としてはどの程度なのかを、参考レベルにはなりますがWindows使用歴20年以上で現役エンジニアとして日々Windowsを扱っている私の主観で整理した一覧の早見表を作成することにしました。
この早見表にあるショートカットキーのほとんどはWindows10でも利用可能ですので、Windows10ユーザの方も是非参考にしてみてください。
記事の後半では画面切り替えに便利なおすすめのショートカットキー「Alt + Tab」についても動画を交えて具体的にご紹介しています。

Windows11キーボードのショートカットキー早見表一覧

早見表の見方として以下の表の各項目に関する説明をご確認いただいた上で一覧をご覧ください。

■各項目の説明

項目名説明
ショートカットキーキーボードのショートカットキーの組み合わせ
説明ショートカットキー操作時の動作内容
使用頻度Windows利用歴20年の私が選定するショートカットキーに対する利用頻度。
※利用頻度の高い順となっています★1(使用した経験ほぼなし)
★2(使用経験はあるがほぼ不要と判断)
★3(利用頻度は多くないが定期的に使用)
★4(利用頻度も高く日常的に使用)
★5(最も利用頻度が高く日常的に使用)
フォルダエクスプローラ操作時に使用
画面操作Windowsの画面操作時に使用
ExcelExcelアプリ内で使用
ブラウザ(Chrome)ブラウザアプリ内で使用 ※Chromeブラウザ動作確認済
テキストエディタ(サクラ)テキストエディタアプリ内で使用 ※サクラエディタアプリで動作確認済

Windows11キーボードショートカット早見表/使用頻度が高い順

ショートカットキー説明使用
頻度
フォルダ画面操作Excelブラウザ(Chrome)テキストエディタ(サクラ)
Ctrl + C選択項目をコピー★5
Ctrl + V選択項目の貼り付け(ペースト)★5
Ctrl + Z一つ前の操作に戻す★5
Alt + Tab開いているアプリ間でアクティブ画面を切り替え★5
Ctrl + Aドキュメント内またはウィンドウ内のすべての項目を選択★5
Ctrl + Y操作をやり直す★5
Ctrl + →次の単語の先頭にカーソルを移動★5
Ctrl + ←前の単語の先頭にカーソルを移動★5
Ctrl + ↓次の段落の先頭にカーソルを移動★5
Ctrl + ↑前の段落の先頭にカーソルを移動★5
Ctrl + Shift + 方向キーテキストのブロックを選択★5
Shift + 方向キーウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を選択、またはドキュメント内のテキストを選択★5
Shift + Del選択項目をごみ箱に移動せずに削除★5
Ctrl + X選択項目の切り取り★4
F2選択された項目の名前を変更★4
F5作業中のウィンドウを最新の情報に更新★4
Ctrl + Alt + Tab方向キーを使って、開いているすべてのアプリ間で切り替える★4
Windows ロゴ キー  + LPC をロック★3
Windows ロゴ キー  + Dデスクトップを表示または非表示★3
Alt + Enter選択項目のプロパティを表示★3
Ctrl + Shift + Escタスク マネージャーを開く★3
Ctrl + F4作業中のドキュメントを閉じる (複数のドキュメントを同時に開くことができる全画面表示のアプリで)★2
Ctrl + D (または Del)選択項目を削除し、ごみ箱に移動★2
Alt + F4アクティブな項目を閉じる、またはアクティブなアプリを終了★1
F3エクスプローラーでファイルまたはフォルダーを検索★1
F4エクスプローラーのアドレス バー リストを表示★1
F6ウィンドウ内またはデスクトップ上の画面要素を順番に切り替える★1
F10アクティブなアプリのメニュー バーをアクティブに★1
Alt + F8サインイン画面でパスワードを表示★1
Alt + Esc項目を開かれた順序で順番に切り替える★1
Alt + 下線付き文字その文字に対応コマンドを実行★1
Alt + Space キー作業中のウィンドウのショートカット メニューを開く★1
Alt + ←前に戻ります★1
Alt + →次に進む★1
Alt + PageUp1 画面上へ移動★1
Alt + PageDown1 画面下へ移動★1
Ctrl + E[検索] (ほとんどのアプリ) を開きます★1
Ctrl + R (または F5)作業中のウィンドウを最新の情報に更新★1
Alt + Shift + 方向キースタート メニュー内でフォーカスされているグループまたはタイルを指定した方向に移動★1
Ctrl + Shift + 方向キースタート メニューのタイルにフォーカスがあるときに、別のタイルに移動してフォルダーを作成★1
Ctrl + 方向キースタート メニューが開いているときにサイズを変更★1
Ctrl + 方向キー (項目に移動) + Space キーウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を個別に選択★1
Ctrl + Escスタート メニューを開く★1
Ctrl + Shiftキーボード レイアウトを切り替える (複数のキーボード レイアウトが使用可能になっている場合)★1
Ctrl + Space中国語の入力方式エディター (IME) をオンまたはオフに★1
Shift + F10選択項目のショートカット メニューを表示★1

★4~5については私が日常的に最も利用しているキーボードのショートカットキーですが、
エクスプローラやExcel・サクラエディタを日常的に利用しているため、各アプリ内で用途によって使い分けることで作業効率が各段に上がります。
例えばファイルを移動したい時にはコピー&ペースト(Ctrl + C → Ctrl + V)動作では無くカット&ペースト(Ctrl + X → Ctrl + V)を利用したり、マウス操作で行うとローカルフォルダ→ファイルサーバへドラッグ&ドロップを行うと移動のイメージで行った操作が実際にはコピー配置されてしまうケースなどもありますが、ショートカットキーを利用することで確実にやりたい操作を実現できるので利用シーンによって使い分けするとイライラしてしまうこともありません。

Windows10/11ではスクリーンショット撮影するためのショートカットキーのパターンは3パターンあります。クリップボード保存・フォルダへ直接保存・Snipping Tool起動からクリップボード保存の3パターンを用途によって使い分けることでより効率的に撮影した画像を利用することが可能です。
詳しい方法は以下記事を参考にしてみてください。

Windows10/11スクリーンショットの(ショートカットキー)撮影から簡易加工方法について
WIndows10/11でスクリーンショット撮影する方法は大きく分けて3パターンあります。利用シーンによって使い分けることでより効率的に撮影した画像を活用することができます。本記事内では各パターンの違いやおすすめの利用シーンについてもGif動画付きで詳しくご紹介しています。

Windows11キーボードのショートカットキー早見表の作成元について

キーボード ショートカットは、通常ではマウスを使って実行する操作の代わりとなるキーまたは複数のキーの組み合わせです。

引用:MicroSoft公式サイト(Windows のキーボード ショートカット)

今回作成した一覧表は以下のMicroSoft公式サイトに記載されている「コピー、貼り付け、その他の一般的なキーボード ショートカット」内容を元に作成しました。
内容としてはエクスプローラ操作時やアプリ操作時のみ有効なキーがあり、公式サイト内の情報だけでは非常に分かりにくい面や具体的にどのようなケース(画面操作/アプリ/エクスプローラ等々)で利用するのかイメージしにくいと感じました。
そこで今回は私の主観ではありますが使用頻度やどんなケースで利用しているのかイメージしやすいよう一覧でまとめてみることにしました。

Windows のキーボード ショートカット - Microsoft サポート
キーボード ショートカットを使用して Windows を移動する方法をご覧ください。 タスク バー、コマンド プロンプト、一般的な Windows ショートカットの一覧を確認します。

 

Windows11おすすめのキーボードショートカットキー(画面操作)

早見表の中でExcelやサクラエディタと言った特定のアプリの使用有無についても表の項目として設けましたが、そもそも利用されない方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回ご紹介したキーボードのショートカットキーの中でも画面操作系のショートカットキーについてはWindowsを利用されている方であれば共通して活用することができるので具体的にどの様な動きをするのか、どんな時に利用するのかを含めて詳しくご紹介していきます。

Windows11ショートカットキー「Alt + Tab」でアクティブ画面を瞬時に切り替え!

早見表の説明では「開いているアプリ間でアクティブ画面を切り替え」と書かれていますが、
通常画面(アプリ)を切り替える際にはマウス操作によりタスクバー内で任意の開きたいアプリを選択する方法があります。こちらの方法も決して非効率ではありませんが、特にこのショートカットキーが有効な場合として2つや3つのアプリを行き来するような作業を行う際には瞬時に画面切り替えができるため非常におすすめです
具体的にどの様な動きをするのかは下のGif動画をご覧ください。
※動画上では分かりやすく遅めの操作を行っていますが実際の作業時は瞬時に切り替えることが可能

Windows11_ショートカットキー_Alt_Tab

上記の動画はWordアプリが開いた状態から「Alt(押したまま) + Tab」ショートカットキーを入力すると、
現在起動中のアプリやエクスプローラなどのタスク画面一覧が表示されます。注意すべき点として「Alt + Tab」キー入力後に「Alt」キーは押したままの状態にしてください。
一覧画面が表示された(Altキー押下)状態でTabキーをもう一度押すとアクティブ画面が右から左へ選択されます。アクティブに表示したいアプリが選択されるまでTabキーを何度か押してください。
対象アプリが選ばれた状態でAltキーを離すと選択したアプリがアクティブ画面として最前面に表示された状態になります。

タスクの一覧画面上で「Alt(押したまま) + Shift + Tab」を入力すると選択されるアクティブ画面が右から左へ「Alt + Tab」の反対方向で選ぶことができます。

この一覧画面の並びはアクティブだった画面順に常に並び替えされるので例えば「Word」と「ブラウザ」の2画面を行き来するよう切り替えたい場合には瞬時に「Alt + Tab」を一度押すことでWord→ブラウザに切り替わります。一つ前(Word)に開いていた画面をアクティブにしたい場合にはもう一度「Alt + Tab」を瞬時に押下する操作によりブラウザ→Wordに切り替わります。

Windows11ショートカットキー「Alt + Tab」画面切り替え応用編

画面切り替え時に「Alt + Tab」や「Alt + Shift + Tab」によりアクティブ画面の選択は非常に有効な手段だということが伝わりましたでしょうか。
この二つのショートカットキーはタスク一覧画面を「左から右」もしくは「右から左」のどちらかの順序で選択することはできますが選択されるまで何度もキーを選択しなければならないため5つ以上のタスクがあった場合などには「Alt(押したまま) + Tab」でタスク一覧画面が開いた状態で「Alt(押したまま) + 方向キー」で上下左右で選択することも可能です。
具体例として以下の動画をご覧ください。

Windows11_ショートカットキー_Alt_Tab2

2~3画面程度の切り替えであれば「Alt + Tab」で瞬時に切り替え可能ですが、開きたいアプリがどの順番で開かれているか迷子になった際にはタスク一覧画面を開いた状態で方向キーによって任意のアプリを選択することでキーを押す回数も軽減させることができます。

Windows11/用途別ショートカットキー4項目

Windows 11のショートカットキーは、作業効率を向上させるために重要な役割を果たします。基本的なショートカットキー、ファイルエクスプローラーのショートカットキー、設定アプリのショートカットキー、その他の便利なショートカットキーについて、詳しく解説します。

1. Windows 11の基本的なショートカットキー

Windows 11の基本的なショートカットキーには、以下のようなものがあります。

  • Windowsキー:スタートメニューを開く
  • Windowsキー+D:デスクトップを表示する
  • Windowsキー+E:ファイルエクスプローラーを開く
  • Windowsキー+I:設定アプリを開く
  • Windowsキー+L:画面をロックする
  • Windowsキー+M:すべてのウィンドウを最小化する
  • Windowsキー+R:実行ウィンドウを開く
  • Windowsキー+S:検索ボックスを開く

これらのショートカットキーを覚えることで、Windows 11の基本的な操作がスムーズに行えるようになります。

2. ファイルエクスプローラーのショートカットキー

ファイルエクスプローラーをより便利に使うために、以下のようなショートカットキーが用意されています。

  • Alt+左矢印キー:前に移動する
  • Alt+右矢印キー:後ろに移動する
  • Ctrl+E:検索ボックスを開く
  • Ctrl+F:検索ボックスを開く
  • Ctrl+N:新しいウィンドウを開く
  • Ctrl+W:現在のウィンドウを閉じる
  • Ctrl+Shift+N:新しいフォルダーを作成する
  • F2:ファイル名を変更する

3. 設定アプリのショートカットキー

Windows 11には、設定アプリをより効率的に使用するためのショートカットキーがあります。

  • Alt+F4:設定アプリを閉じる
  • Alt+左矢印キー:前に移動する
  • Alt+右矢印キー:後ろに移動する
  • Ctrl+S:設定を保存する
  • Ctrl+Shift+N:新しい設定を追加する
  • Ctrl+Z:前の設定に戻る
  • Ctrl+Shift+Z:次の設定に進む
  • F1:ヘルプを表示する

4. その他の便利なショートカットキー

Windows 11には、その他にも便利なショートカットキーが用意されています。

  • Alt+Tab:アプリケーションを切り替える
  • Alt+Esc:アプリケーションを切り替える
  • Ctrl+Alt+Del:タスクマネージャーを開く
  • Ctrl+C:選択した項目をコピーする
  • Ctrl+V:コピーした項目を貼り付ける
  • Ctrl+X:選択した項目を切り取る
  • Ctrl+Z:前の操作に戻る
  • Ctrl+Shift+T:閉じたタブを復元する
  • Windowsキー+左矢印キー:現在のウィンドウを画面左半分に配置する
  • Windowsキー+右矢印キー:現在のウィンドウを画面右半分に配置する

Windows11/ショートカットキーに関するまとめ

いかがでしたでしょうか。私の主観ではありますがMicroSoft公式サイト内で記載されているショートカットキーの一覧情報から私の利用頻度順でエクスプローラやアプリなどの使用例をまとめた早見表を作成しましたが、少しでも利用イメージや利便性が伝われば幸いです。
また、
キーボードのショートカットキーは作業効率を上げるために非常に有効な手段ですが、Windows11の新OS自体の処理能力があってこその高速動作です。PCが重くパフォーマンスを最大限に発揮できない場合や、作業効率を上げるために行うカスタマイズ設定についての記事も参考にしてみてください。

Windows11アップグレード後の動作を高速化(軽量化)する方法|エンジニア目線
Windows11へアップグレード後に最初に設定しておくべきパフォーマンスの向上を目的としたカスタマイズ設定の内容についてエンジニア目線で手順も含めてご紹介します。この設定は11に限らずWindows OSであれば共通する点も多いため是非参考にしてみてください。
Windows11作業効率化に差が出る?おすすめの設定/ファイル整理活用術|エンジニア目線
Windows10の方やデスクトップ画面上にファイルやフォルダが大量に配置されている方も必見!エンジニア歴10年の私が実際に活用している方法をGif動画付きで分かりやすくご紹介。タスクバーやエクスプローラのピン留めやクイックアクセス設定を利用することで、利用頻度の高いファイルやフォルダへのアクセス時間を短縮することが可能となります。

Windows11のフォルダやアプリのショートカットアイコンに作成方法については以下の記事をご覧ください。

Windows11アプリやファイルのショートカットの作成方法【Git動画付】
Windows11/10で【フォルダ】【ファイル】【アプリ】【Web(URLリンク)】のショートカット(リンク)アイコンをデスクトップや任意の場所に配置する方法を複数のパターンを1つずつGif動画付きで分かりやすく説明しています。Windows10でも共通点も多くよりやりやすい方法を探してみてください。

Windows11のPCアイコンやゴミ箱・コントロールパネルをデスクトップに表示させる方法についてはこちらです。

Windows11|コントロールパネルやPCアイコンのショートカット作成方法【Git動画付】
Windowsのデスクトップ上に「PC/コントロールパネル/ゴミ箱」と言ったアイコンを設置する方法をGif動画付きで分かりやすくご説明します。コントロールパネルについては検索による簡単な開き方のご紹介もしているのでアイコンをデスクトップへ設置するかどうかの判断材料にしていただければと思います。

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