Windows 11のスタートメニューは、以前のバージョンよりもカスタマイズ性が高くなりました。Windows 11のスタートメニューは多機能です。自分好みにスタートメニューをカスタマイズして使いやすくし、キーボードショートカットを使い、検索機能を活用する。タイルのレイアウトを調整しグループ化することでより効率的に活用することができます。また、Windows 11のデスクトップ・タスクバーとスタートメニューを組み合わせることで利用頻度の高いアプリやフォルダ・ファイルへ1~2アクションでアクセスが可能です。スタートメニューはタイル調と言った特徴もありタブレットモードで画面タップして使うこともできるため用途や利用方法によって使い分けすることでよりパフォーマンスを最大限に生かすことができます。これらのアイデアを使って、よりスムーズな操作を体験することができるようこれからおすすめの方法をご紹介します。
Windows11の2022年9月にアップグレードされた22H2バージョンの新機能について気になる方は以下記事をチェックしてみてください。
Windows10から11のスタートメニューが変わったことによる違和感は?
多くのユーザーがWindows 11のデスクトップで最初に違和感を感じるのは、スタートボタンの位置です。Windows 10までスタートボタンは左端にありましたが、Windows 11では中央に移動しました。先入観として「スタートメニューは左にある」と思っている方にとっては、この変更が気になる人が多いようです。
Windows 10のスタートメニューには、アプリ一覧とピン留めアプリが同時に表示され、設定にも簡単にアクセスできるため、使いやすいと感じる人もいます。しかし、Windows 11のスタートメニューは上から検索窓、ピン留めアプリ、おすすめ、電源アイコンのみが表示され、シンプル過ぎると感じる人もいます。
アプリの数が少なく、設定を頻繁に使用しない場合は、シンプルなスタートメニューが使いやすいと感じるかもしれません。しかし、多くのアプリを使用し、設定メニューに頻繁にアクセスするハードユーザーにとっては、物足りなく感じるかもしれません。
Windows 11のスタートメニューの変更には賛否両論がありますが、ここではWindows 11を少しでも使いやすくする方法を紹介します。1つでも気になる方法があれば、ぜひ試してみてください。
スタートメニューのカスタマイズ7種類をご紹介
Windows11のスタートメニューのカスタマイズとは?主な内容としては以下の通りです。
1. Windowsマークをクリックする。
2. キーボードショートカットキーとして[Win](マーク)で起動
① スタートメニューにアプリをピン留めまたは削除
スタートメニューにアプリをピン留め/ピン留めを外すするには、以下の手順に従ってください。
- スタートメニュー画面右上の「すべてのアプリ」を選択します。
- スタートメニュー画面の[ピン留め済]セクションを右クリックして、「スタートにピン留め」または既にピン留め済の場合は「スタートから削除」を選択します。
削除する場合は[ピン留め済]セクション内のピン留め済アプリを右クリックして、「スタートから削除」も可能です。アプリ自体が削除されるわけでは無くピン留めアプリアイコンが削除されるだけなのでご安心ください。何度でも再設定は可能です。
② スタートメニューにフォルダーをピン留めする方法
スタートメニューにフォルダーをピン留め/ピン留めを外すするには、以下の手順に従ってください。
- スタートメニューを右クリックして、「設定」を選択します。
- 「スタートメニュー」タブを選択します。
- 「フォルダー」のセクションにある「フォルダーを選択する」をクリックします。
- 追加または削除したいフォルダーを選択します。
- 「おすすめ」を表示・非表示にする
③ スタートメニューにWebサイトをピン留めする方法
スタートメニューにWebサイトをピン留め/ピン留めを外すには以下の手順に従ってください。
【Edgeの場合】
- Edgeで追加したいWebサイトを開きます。
- [その他のツール] > [スタート画面にピン留めする]をクリックします。
- [これをスタートにピン留めしますか?]ポップアップ画面が表示されるので[はい]を選択
【Chromeの場合】
- Chromeで追加したいWebサイトを開きます。
- [その他のツール] > [ショートカットを作成]をクリック→[ショートカットを作成しますか?]→[はい]を選択(デスクトップに作成される)
- デスクトップに作成された[ショートカット]を右クリック→[スタートメニューにピン留めしする]を選択
④ スタートメニューのピン留めされたタイルの位置調整およグループ化
スタートメニューのピン留めされたタイルの位置調整やフォルダによるグループ化させる方法については以下の手順に従ってください。
【タイルを先頭に移動】
- 移動させたいタイルを右クリック[先頭に移動]を選択
【タイルを任意の場所へ移動】
- 移動させたいタイルを[ドラッグ&ドロップ]で[ピン留め済セクション]内の任意の場所へ移動させる
【複数タイルをフォルダにまとめる(グループ化)】
- まとめたいタイルを[ドラッグ&ドロップ]で[ピン留め済セクション]内のまとめたい任意のタイルの上に持っていく
- タイルがフォルダアイコンに変わったら[ドロップ]操作でフォルダ内に移動完了
- 新規作成されたフォルダ名を任意の名称に変更も可能
※グループ化についてはキーボードでアプリを強調表示した状態で[Ctrl + Shift + <左または右方向>]キーボード ショートカットを利用することも可能です。
⑤ スタートメニュー設定で「ピン留め済」「おすすめ」セクション領域のレイアウト調整・表示・非表示にする方法
スタートメニューのレイアウト調整やセクション領域の調整については以下の手順に従ってください。
【レイアウト調整】
- スタートメニューを右クリックして、「スタート設定」を選択します。
- [レイアウト]のラジオボタン[さらにピン留めを表示する][規定値][さらにおすすめを表示する]のいずれかを選択しレイアウト調整を行う
レイアウト調整により表示しきれないタイルについてはページ機能により2ページ目以降に配置されるため
【おすすめ領域の表示/非表示】
- スタートメニューを右クリックして、「スタート設定」を選択します。
- [最近追加したアプリを表示する][よく使うアプリを表示する]の[ON/OFF]ボタンにより調整可能
⑥ スタートメニューにクイックアクセスを追加・削除する方法
スタートメニューの右下[電源ボタン]アイコンの横に表示するクイックアクセスアイコンの設定方法は以下の手順に従ってください。
- スタートメニューを右クリックして、「スタート設定」を選択します。
- [フォルダー]の設定画面を開く([個人用設定>スタート>フォルダー)
- 「クイックアクセス」のセクションに設定したいアイコンを[ON/OFF]で任意選択
※選択可能なアイコンは[電源][エクスプローラ][ドキュメント][ダウンロード][ミュージック][ピクチャ][ビデオ][ネットワーク][個人用フォルダ]
⑦ スタートメニュー(タスクバー)を左側に設定する方法
スタートメニュー(タスクバー)を左側に設定するには、以下の手順に従ってください。
- 検索で「タスクバー」を入力し[タスクバーの設定]を開く(設定>個人用設定>タスクバー)
- タスクバーの動作をクリックし詳細を展開
- [タスクバーの配置]のセレクトボックスで[左揃え]を選択
※[中央揃え]を選択すると元に戻ります
Open-Shell-Menuを使ってWindows7風にするには、以下の手順に従ってください。
Windows11のスタートメニューの変化に戸惑っている方や、Windows7のスタートメニューを使い慣れている方には、Open-Shell-Menuを使ってWindows7風にする方法があります。
Open-Shell-Menuとは、Windowsのスタートメニューをカスタマイズできるフリーソフトウェアです。Windows7のスタートメニューを再現できるだけでなく、多彩なオプションを備えています。
メリットとしては、以下の点が挙げられます。
一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
以上のように、Open-Shell-Menuを使ってWindows7風にする方法にはメリットとデメリットがあります。自分の使い方に合わせて導入の検討をするのが良いでしょう。
2023/03/07時点ではWindows11も対応OSとして組み込まれており、
2023/1/19が最新バージョンのため定期的なメンテナンスをされているソフトウェアのため今後もより利便性が向上する可能性は期待できますね。
Open-Shell-Menuのインストール設定手順
Open-Shell-Menuのインストール手順は以下になります。
詳細手順やカスタマイズ方法については以下URLリンク内に記載されているためここでは簡単な流れのみご紹介します。
- Open-Shell-Menuからダウンロードしてexeファイルを実行しインストールします。
- インストールが完了したら[スタートメニュー]を開くとClassic Startの表示に変更されています
Windows11スタートメニューをどう活用すべきか
Windows11 22H2のアップグレードによってよりカスタマイズ性が向上し、ユーザ個人単位でアクセス頻度の高いアプリやフォルダをスタートメニューやタスクバーに配置することにより、1アクションまたは2アクションで目的のアプリやフォルダ等を開くことが可能です。私個人の優先順位として利用頻度の高いアプリは①タスクバー②スタートメニューとしています。理由としてはタスクバーにピン留めしたアプリアイコンを右クリックするとファイルのピン留め機能が使えるためファイル単位で利用頻度の高いファイルも2アクションでアクセスすることが可能です。
この様に活用次第で今までエクスプローラーでフォルダを徘徊したり検索したりと言った手間を省くことでより高速でストレスも軽減させることができるので、今回ご紹介した内容を参考に是非オリジナルのスタートメニューを完成させてみてください。
【エンジニアが選ぶ!】低スペックや故障等で買い替えを悩まれている方向けおススメのWindows11の高コスパノートPC
エンジニア歴10年の私は2023/9時点で使っているPCはDELL製(Vostro 3500 15inch/8GB/core i5)ですが、
当時は今より円高だったことも影響してか7万円程で購入しました。
Windows10→11へアップグレードした方でPCが常に重いと感じている方はハード面でのスペック不足の可能性があります。
ソフト側の軽量化をいくら行っても改善しない場合は購入の検討をおすすめします。
以下は私が購入する際のポイントや実際のおススメのPCをご紹介しますので是非参考にしてみてください。
私の選定基準はズバリこれです!
② シンプル (メーカー独自のアプリ/キーボード機能は不要!)
③ 使いやすさ (ディスプレイサイズ/キーボード配列)
その他HPなど海外メーカーをおススメする理由としては他者より比較的安価で富士通やNECと言った日本のメーカは独自ソフトやキーボードにも独自メニュー等があり普段利用しない機能もあるため、シンプルにコスパの良いPCを購入するのであれば参考になるかと思います。
ご紹介するPCはWindows11の新OSでExcelやTeams等のチャット機能の利用等、基本的な作業時はもちろんですがプログラミングの勉強やPC内での仮想環境による開発も最低限可能な程度の利用を想定したスペックは備わっています。
また、懸念点を全てクリアしたWindows11(インストール済)端末でCPU・メモリ・ストレージも余裕のあるスペックとなっています。
コスパ最強はHP ならPavilionシリーズ!
個人ユーザ向けでコスパも良いためディスプレイサイズはお好みでメモリ8GB以上CPU core i5以上をおススメします。
(ここからPRを含みます)
上記よりもう少しストレージに余裕があった方が良い方は↓
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