chatGPT/AIWindows関連

Windows in Copilotチャット(AI搭載)機能活用 |Windows設定変更編

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Javaエンジニア歴10年のinfoboxです。

2023年9月26日にWindows11の累積更新プログラム「KB5030310」の一部に含まれる「Windows in Copilot」(プレビュー版)が提供されました。

Windows Copilotとは、Windows11に搭載された人工知能ツールです。
チャット機能(Bing Chat)はOpenAIのChatGPT4言語モデルを利用しているのでGPT3.5を無償利用利用するより高い精度の回答が期待できます。

このツールを使うと、Windowsの設定や操作をチャットで指示することにより、例えば「音量を上げて」と入力すれば、Windows Copilotが自動的に音量を10ポイント上げてくれます。また、「壁紙を変えて」と入力すれば、Windows Copilotが壁紙の設定画面を開いてくれます。

今までも検索窓から設定やアプリを呼び出すことができましたが、
より曖昧な表現でも意図を汲み取ってくれるためWindowsのOS操作に慣れていない方のサポート機能としては非常に頼もしい存在になるのではないでしょうか。

今回はEdgeでBing Chatを利用する場合と大きく異なる使い方としてWindowsの設定変更について色々試してみましたので是非参考にしてみてください!

Windows in Copilotの基本的な起動について

windows_copilot_タスクバー起動

起動方法はタスクバーのCopilotアイコンアイコンをクリックするかキーボードショートカット「Win + C」により起動できます。

反対に閉じる場合もタスクバーからアイコンをクリックするまたは「Win + C」(Windows Copilotチャットがアクティブ状態の場合)に閉じることができます。
アクティブ(入力可能な状態)で無い場合にショートカットキーを押すとチャット画面がアクティブ状態となりもう一度ショートカットキーを入力することで閉じることができます。

Windows11の更新プログラムをアップデートしたけでアイコンが表示されない方や、
基本的な使用方法についての詳細を知りたい方はいかいずれかの記事でそれぞれ詳しくご紹介していますので是非参考にしてください。

Windows in Copilotのチャット(Bing Chat)からWindows設定変更を色々試してみた

windows_copilot_設定変更例

そもそもWindowsの設定変更についてどんなこができるのか。
とりあえずCopilotのチャットに20個くらい例を教えてもらいピックアップしたものから試していきます。

Windowsの設定変更事例一覧

聞いた結果は以下の一覧で整理しておきましたがボリュームもあるので確認したい際は以下見出しをクリックすることで表が展開されます。

ダークモードのオン・オフ ダークモードをオンにして」と入力すると、Windows Copilotがダークモードを有効にしてくれます。逆に「ダークモードをオフにして」と入力すると、Windows Copilotがダークモードを無効にしてくれます。
音量の調整やミュート 音量を上げて」と入力すると、Windows Copilotが音量を10ポイント上げてくれます。逆に「音量を下げて」と入力すると、Windows Copilotが音量を10ポイント下げてくれます。「音量を50にして」と入力すると、Windows Copilotが音量を50に設定してくれます。「音量をミュートにして」と入力すると、Windows Copilotが音量をミュートにしてくれます。逆に「音量のミュートを解除して」と入力すると、Windows Copilotが音量のミュートを解除してくれます。
壁紙の変更 「壁紙を変えて」と入力すると、Windows Copilotが壁紙の設定画面を開いてくれます。そこで、好きな壁紙を選択することができます。「壁紙を青い花にして」と入力すると、Windows Copilotが青い花の壁紙を探して設定してくれます
フォーカスタイマーの設定 「フォーカスタイマーを30分にして」と入力すると、Windows Copilotがフォーカスタイマーを30分に設定してくれます。この間、通知やアラートは表示されません。「フォーカスタイマーを終了して」と入力すると、Windows Copilotがフォーカスタイマーを終了してくれます。
Bluetoothのオン・オフ 「Bluetoothをオンにして」と入力すると、Windows CopilotがBluetoothを有効にしてくれます。逆に「Bluetoothをオフにして」と入力すると、Windows CopilotがBluetoothを無効にしてくれます
画面キャストの開始・終了 「画面キャストを開始して」と入力すると、Windows Copilotが画面キャストのオプションを表示してくれます。そこで、無線デバイスを選択することで、画面キャストを開始できます。「画面キャストを終了して」と入力すると、Windows Copilotが画面キャストを終了してくれます。
ウィンドウのスナップ 「ウィンドウを左にスナップして」と入力すると、Windows Copilotがアクティブなウィンドウを左側にスナップしてくれます。逆に「ウィンドウを右にスナップして」と入力すると、Windows Copilotがアクティブなウィンドウを右側にスナップしてくれます。「ウィンドウのスナップを解除して」と入力すると、Windows Copilotがウィンドウのスナップを解除してくれます。
スクリーンショットの取得 スクリーンショットを取って」と入力すると、Windows Copilotがスクリーンショットツール(Snipping Tool) を起動してくれます。そこで、好きな範囲や形式でスクリーンショットを取ることができます。「3秒後にスクリーンショットを取って」と入力すると、Windows Copilotが3秒後にスクリーンショットツールを起動してくれます
デバイスの管理 「デバイスを管理して」と入力すると、Windows Copilotがデバイスの設定画面を開いてくれます。そこで、デバイスの追加や削除、管理などを行うことができます。
トラブルシューティングの実行 「オーディオのトラブルシューティングを実行して」と入力すると、Windows Copilotがオーディオのトラブルシューティングを開いてくれます。そこで、オーディオに関する問題を解決することができます。同様に、「カメラのトラブルシューティングを実行して」や「プリンターのトラブルシューティングを実行して」などと入力すると、それぞれのトラブルシューティングを開くことができます。
Windows Updateの確認・実行 「Windows Updateを確認して」と入力すると、Windows CopilotがWindows Updateの画面を開いてくれます。そこで、利用可能な更新プログラムや更新履歴などを確認することができます。「Windows Updateを実行して」と入力すると、Windows CopilotがWindows Updateを実行してくれます。このとき、必要に応じて再起動も行われます。
アプリの起動・終了 「エクセルを起動して」と入力すると、Windows Copilotがエクセル(Excel) を起動してくれます。同様に、「ワードパッドを起動して」や「メディアプレーヤーを起動して」などと入力すると、それぞれのアプリを起動することができます。「エクセルを終了して」と入力すると、Windows Copilotがエクセルを終了してくれます。同様に、「ワードパッドを終了して」や「メディアプレーヤーを終了して」などと入力すると、それぞれのアプリを終了することができます。
ドライブのデフラグ 「ドライブのデフラグを実行して」と入力すると、Windows Copilotがドライブのデフラグと最適化ツール(Drive Optimizer) を起動してくれます。そこで、ドライブの状態や最適化方法などを選択することができます。「Cドライブのデフラグを実行して」と入力すると、Windows CopilotがCドライブのデフラグと最適化ツールを起動してくれます。
ドキュメントや画像などのファイル検索 「ドキュメントフォルダ内のPDFファイルを検索して」と入力すると、Windows Copilotがドキュメントフォルダ内のPDFファイルを検索してくれます。そこで、検索結果や詳細情報などを確認することができます。「画像フォルダ内のJPEGファイルを検索して」と入力すると、Windows Copilotが画像フォルダ内のJPEGファイルを検索してくれます。
ファイル名や拡張子の変更 ドキュメントフォルダ内のreport.docxファイルの名前をreport2023.docxに変更して」と入力すると、Windows Copilotがドキュメントフォルダ内のreport.docxファイルの名前をreport2023.docxに変更してくれます。「画像フォルダ内のphoto.jpgファイルの拡張子をpngに変更して」と入力すると、Windows Copilotが画像フォルダ内のphoto.jpgファイルの拡張子をpngに変更してくれます。
ファイルやフォルダのコピー・移動・削除 「ドキュメントフォルダ内のreport2023.docxファイルをバックアップフォルダにコピーして」と入力すると、Windows Copilotがドキュメントフォルダ内のreport2023.docxファイルをバックアップフォルダにコピーしてくれます。「画像フォルダ内のphoto.pngファイルをデスクトップに移動して」と入力すると、Windows Copilotが画像フォルダ内のphoto.pngファイルをデスクトップに移動してくれます。「ドキュメントフォルダ内のold.docxファイルを削除して」と入力すると、Windows Copilotがドキュメントフォルダ内のold.docxファイルを削除してくれます。
ファイアウォールの設定 「フィアウォールをオンにして」と入力すると、Windows Copilotがフィアウォールを有効にしてくれます。逆に「フィアウォールをオフにして」と入力すると、Windows Copilotがフィアウォールを無効にしてくれます。「フィアウォールの設定を確認して」と入力すると、Windows Copilotがフィアウォールの設定画面を開いてくれます。そこで、フィアウォールの状態や規則などを確認や変更することができます。
ネットワークの接続・切断 「ネットワークに接続して」と入力すると、Windows Copilotがネットワークのオプションを表示してくれます。そこで、利用可能なネットワークを選択することで、ネットワークに接続できます。「ネットワークから切断して」と入力すると、Windows Copilotがネットワークから切断してくれます。
バッテリー残量や電源プランの確認・変更 「バッテリー残量を確認して」と入力すると、Windows Copilotがバッテリー残量や充電状況などを表示してくれます。「電源プランを確認して」と入力すると、Windows Copilotが電源プランの設定画面を開いてくれます。そこで、現在の電源プランや詳細設定などを確認することができます。「電源プランを省電力に変更して」と入力すると、Windows Copilotが電源プランを省電力に変更してくれます。
ディスククリーンアップの実行 「ディスククリーンアップを実行して」と入力すると、Windows Copilotがディスククリーンアップツール(Disk Cleanup) を起動してくれます。そこで、不要なファイルやシステムファイルなどを削除することができます。「Cドライブのディスククリーンアップを実行して」と入力すると、Windows CopilotがCドライブのディスククリーンアップツールを起動してくれます。
リモートデスクトップの接続・切断 「リモートデスクトップに接続して」と入力すると、Windows Copilotがリモートデスクトップ接続ツール(Remote Desktop Connection) を起動してくれます。そこで、接続先のコンピューターの名前や設定などを入力することで、リモートデスクトップに接続できます。「リモートデスクトップから切断して」と入力すると、Windows Copilotがリモートデスクトップから切断してくれます。
システム情報やパフォーマンスの確認 「システム情報を確認して」と入力すると、Windows Copilotがシステム情報ツール(System Information) を起動してくれます。そこで、コンピューターの仕様や構成などを確認することができます。「パフォーマンスを確認して」と入力すると、Windows Copilotがパフォーマンスモニターツール(Performance Monitor) を起動してくれます。そこで、CPUやメモリなどのパフォーマンスやリソースの使用状況などを確認することができます。
 今回はWindowsの設定周りについてなので変なノイズが入らないようシンプルにチャットの会話スタイルは「より厳密に」を指定して進めることにしました。

20個の中で試した内容としてショートカットやデスクトップ画面からすぐに呼び出せるものは除外し、
より有用性のあるものと感じた例に対して試してみることにしました。

壁紙の変更 “壁紙を青い花にして”

Windows Copilotチャット壁紙の変更

入力後は自動で壁紙設定画面が開きました。
その後の操作方法については後続で手順も記載しているので非常にわかりやすいですね!
壁紙を変えたいケースはあまり頻度としては多くありませんが、
いざ変更する場合にどこで変更できるのか忘れてしまった場合でも設定画面も出しつつ解説もしてくれるのでググる必要も無く非常にスムーズと感じました。

デバイスの管理 ”デバイスを管理して”

windows11 Copilotチャット(Bing Chat)デバイス管理
壁紙を変更する
[設定] で [個人用設定] > [背景] を開きました。新しい画像またはテーマを選択してください。

設定画面を開き、そこから壁紙を青い花に変更することができます。具体的な手順は以下の通りです:

1.設定 を開きます。
2.個人用設定 を選択します。
3.背景 をクリックします。
4.背景のドロップダウンメニューから、画像 を選択します。
5.参照 ボタンをクリックして、青い花の画像を選択します。

これらの手順を踏むことで、壁紙を青い花に変更することができます。ご自身で操作してみてください。何か問題があれば、お知らせください。よろしくお願いします!
Windows デバイスの管理
[設定] で [デバイス] ページを開きました。追加するデバイスを選択してください。ここでまたは [設定] でいつでも他のデバイスを追加できます。

追加質問サジェスト:
デバイスの追加方法を教えてください。
どんな設定ができますか?
Wi-Fiについて教えてください

これも質問後に自動で「設定 > Bluetoothとデバイス > デバイス」の画面が表示されました。

更に追加の質問に関するサジェストも候補として挙がっていたり、
具体的な設定変更について詳しく知りたい場合は追加質問することも可能です。

windows Bluetooth設定

Bluetoothの設定変更等はタスクバーの右側からマウス操作で呼び出すことも可能ですが、
「設定 > Bluetoothとデバイス」画面への誘導のため更に深いデバイスの設定画面を開く場合には有効かもしれませんね。

トラブルシューティングの実行 ”オーディオのトラブルシューティングを実行して”

windows11 Copilotチャット(Bing Chat)でトラブルシューティング
トラブルシューティング
承知しました。トラブルシューティング ツールを開きますか?

はい、オーディオのトラブルシューティングを開始することができます。ダイアログボックスの指示に従ってください。

質問後はトラブルシューティングツールを開く確認ボタンが表示され、
「はい」を押すと上記画面の左側のダイアログが表示されました。

これは自動診断ツール実行を実行する流れで誘導されました。

今回の様に非常な曖昧な質問の場合にはまず自動診断を促す流れは悪くないと思います。
試しに診断ツール実行後もうまくいかなかった場合に考えられるケースについて聞いてみました。

Q. 自動診断ツールを実行したけど解決できなかった。 他に考えられる原因の可能性は?

オーディオの問題は、ハードウェア関連の問題(例えば、サウンドカードが壊れているなど)やソフトウェア関連の問題(例えば、ドライバーが壊れているなど)から発生することがあります。以下に、一般的なオーディオの問題を解決するためのいくつかの手順を示します。

1. スピーカーの出力を確認する:出力デバイスとして正しいオーディオデバイスが選択されていることを確認してください。
2. 音量ミキサーを確認する:Windowsでは、アプリごとに音量を調整できます。タスクバーのサウンドアイコンでミュート記号が表示されていなくても、特定のアプリの音量を知らず知らずのうちに変更している可能性があります。
3. アクティブな出力デバイスを確認する:PCに複数のオーディオデバイスが接続されている場合、異なるデバイスで音声を再生している可能性があります。
4. オーディオドライバーを更新、再インストール、またはロールバックする:すべてがうまくいかない場合は、オーディオドライバーを更新または再インストールするか、システムを復元してみてください。
5. Windows Audioサービスを再起動する:Windows Audioサービスを再起動すると、音声問題が解決することがあります

考えられる様々なパターンを教えてくれました。
内容を見る限りハード面ソフト面で想定されるケースがされており、
網羅性も高いのでこれらを試せば解決に繋がる可能性は高いと判断して良いでしょう。

ドライブのデフラグ “ドライブのデフラグを実行して”

windows11 Copilotチャット(Bing Chat)でドライブのデフラグチェック
承知しました。ドライブのデフラグと最適化 アプリを開きますか?

確認のダイアログが表示されますので、「はい」を選択してドライブのデフラグと最適化アプリを開いてください。

デフラグは本来HDDの断片化を修復するツールとして用いているためSSDに対しての場合は最適化といった表現が正しいですが、
デスクトップからデフラグを呼び出す一般的なやり方として「Cドライブ → 右クリック → プロパティ → ツール」または検索ボックスから「デフラグ」なりの関連文字を入力して呼び出す方法があります。

最も早い方法は検索ボックスから呼び出すことかと思いますが、
普段呼び出さないため忘れてしまった場合でもとりあえずWindows Copilotに聞いてみるのは良いですね!

ディスククリーンアップの実行 ”ディスククリーンアップを実行して”

windows11 Copilotチャット(Bing Chat)ディスクのクリーンアップ
承知しました。ディスク クリーンアップ アプリを開きますか?

これもデフラグ同様に簡単に呼び出してくれるのは良いですね!

少し本記事の本筋とは逸れますが個人的にこの辺りのPCのパフォーマンスを軽量化させるための手段として、
「Microsoft PC Manager」というWindowsの標準アプリを使うことでクリーニングだけでなく、
キャッシュのクリアやウィルスチェックなど網羅的にパフォーマンス影響やヘルスチェックを一元管理で行ってくれるツールがあるためこちらをおススメします。

ご存じない方はこちらの記事で詳しく紹介してますので参考にしてみてください。

Microsoft PC Managerの無料導入から使い方を解説!

Microsoft PC Manager日本語版(ver3.1.1.0)がついに公開!

Windows CopilotをチャットからWindowsの設定を試してみた感想

20個ほどBing Chatに候補を挙げてみた中で選定して色々試してみましたが、
個人的に良かった点ともう少しがんばって欲しい点について触れていいきます。

良かった点

  • 利便性 設定がどこにあるか忘れてしまった場合等でも頼れる
  • ユーザフレンドリー 直感的でWindows操作に不慣れでも扱える
  • 効率性 仮に目的が達成できなかった場合でも再度ググったりせずそのままチャットで聞くことで解決まで辿り着ける可能性が高い

悪かった点(改善希望)

  • 制限 すべてWindowsの設定や機能が呼び出せたり実行できるわけでは無い部分(Bing Chat回答抜粋)
  • 正確性 これはAIアシスタント機能を活用する上では必ず認知しなければならない部分で、GTP4を使っているため高い精度ではありつつも常に疑いの目は持っておきたい
  • 回答速度 これは設定に限らずですが質問後の回答のラグとして数秒程度ですが待つ必要があるため、即座に目的を達成したい方は回答待ちの時間は別タスクを行う等で調整が必要

いかがでしたでしょうか。
今回はWindowsの設定周りをチャットから呼び出す方法を試してみましたが、
あまり頭を使いたくない場合はとりあえずチャットに聞いてみる!
こんな利用方法でも良いと思いました。

私は過去(と言ってもWindows7時代)にイントラサポートの経験もあり、
周りと比較するとWindowsの知識があるため設定周りで助けてもらうことは少ないと感じましたが、
特に不慣れな方はより本来の目的である業務やタスクに集中することができるのでは無いでしょうか。

まだプレビュー版のため今後のアップデートに期待しつつこれからもWindows Copilotに関する記事は書いてく予定です。

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