妊活中の夫婦で不妊の原因の半分は男性にあると断言している専門の記事を多く目にします。
私は子供欲しさに夫婦で不妊検査を2018年10月に行いました。
男性の場合は精液検査を不妊治療専門のクリニックで受けました。
以前から妊活は継続していましたが、このまま子供は自然に授かるものとして運を天に任せる方法・方針もありました。しかし、具体的にいつ出来るのかも分からない。出来る可能性があるのかも分からない。何も分からない状態で無駄に時間だけが経過するよりは、不妊検査を行い夫婦共に妊娠出来る体質なのかどうかを診てもらう方がハッキリして精神的にも良いのでは無いかと思い行動に移すことにしました。
何が改善されたかについて先にお伝えしておきますね。
精液検査に対する結果が良くなったのですが、その中でも直進率が正常値32%以上と言われている中で2%～4%だった私の結果。
半年後には60%という驚異的な結果に改善されてました。
後ほど実際の検査結果の画像を元に詳細をご説明します。
改善に至るまでの経緯や何をしたかについて、同じように悩みを抱えている方々に少しでも希望の光として届くよう書きました。
この先を読むに至ってご注意頂きたいのが、改善されたことは事実です。ただ、そのために努力してきた事が必ずしも医学的に証明されたものだったり良い影響を与えたものではありません。
事例として参考程度にお読みください。
また、
この記事を読んでご質問等がございましたらお問い合わせからでもTwitterからでもご連絡頂ければ可能な限りお応えさせて頂きます。
男性不妊検査の結果が悪く(原因不明)体質改善に至った経緯
検査の経緯
1回目の精液検査
↓
結果が悪い 運動率も低く特に直進率が低くい
↓ 2週間後
2回目の精液検査
↓
結果が悪い 運動率も低く特に直進率が低くい
↓
体質改善するための活動開始
第1回目の男性不妊検査として精液検査を行いました。検査の結果は想像以上に悪く、男としても子供を授かるのが現時点では非常に難しいという現実を突きつけられた感じがしました。
ただ、この検査は変動も大きいようで出来れば2週間くらい空けた状態でもう一度検査した方が良いとの事で再検査。
結果としては変わらず悪い。私の場合は特に悪いのが直進率でした。正常値は32%以上と言われている数値が4%と2%でした。
先生からはこの数値が正常値になることは100%あり得ませんと断言されてしまった程の結果となりました。
そこで医学的に困難な事はしっかり受け入れる。でも自分で努力出来ることはやってみようと決意しました。
まずは情報収集ってことで「日本メンズヘルス医学会」の記事にこんな内容がありました。
男性不妊症の予防法
- ウォーキングなどの軽めの運動（メタボ対策）
- １日３食、バランスのとれた食事（亜鉛が含まれる牡蠣やピーナッツ、ビタミンＣ、ビタミンＥなど抗酸化物質）
- １日７時間程度の長さで、決まった時間に就寝、起床する睡眠
- 長風呂をせず、長時間のサウナも避ける
- 自転車、バイクに長時間乗らない
- 深酒しない
- 禁煙
なるほど。私はランニングやフットサルもしており適度な運動はしております。普段は長風呂やサウナも入らないし、通勤も電車と徒歩のため自転車もほぼ乗りません。お酒も1日ビール1缶飲むか飲まないか程度。
個人的に心当たりある項目は2番と7番が該当しました。その他は適度に守られているのでこの２つを中心に改善していこうと決意しました。
禁煙外来によりタバコを辞めたことで原因不明の男性不妊に効果あり？
インターネットで男性不妊の原因を調べると必ず目にするのがタバコでした。
先ほどもメンズヘルスのコラムでも紹介されていたこともあり、2019年1月からタバコを辞めようと決意して2週間程辞めてました。
しかし、もう20年近く吸い続けていたこともあり身体から蕁麻疹が発生。1人で辞めるのには限界がありました（笑）
ってことで友人からも禁煙外来によるチャンピックスで辞められた！なんて情報も耳にしていたので私もチャレンジしてみることにしました。
その時の詳細記事はこちらです↓
結果としてこれが男性不妊の改善に至った要因の１つかなと思います。
サプリメントを毎日飲むことで原因不明の男性不妊に活力を！
男性不妊に効果的な成分って何？って所から調べてみることにしました。
男性不妊では有名な京野アートクリニックさんの記事でこんなものがありました。
- オメガ-3脂肪酸（DHA＋EPA）の摂取（ナッツまたは魚に多く含まれます）は、精子形成に良い影響を及ぼします。
- 葉酸、ビタミンB12、亜鉛などの抗酸化剤とサプリメント等の摂取は、精子形成に良い効果があります。亜鉛、葉酸は精子数増加につながり、また葉酸は精子DNA断片化を低下させる働きがあります。(DNA断片化とは、精子に含まれるDNAが損傷してしまうことで、胚発生の低下や流産率の上昇と関係します。)
- 大豆や酪農製品、牛肉に含まれるエストロゲンなどを含めた環境毒性が男性の生殖能に有害なことを示唆する証拠は、疑わしいものとされています。
引用:京野アートクリニック高輪
成分だけでなく期待できる効果についても書かれているのでとても分かりやすく前向きになれる内容ですよね。男性不妊に効果的なサプリを調べたり口コミを見てもどれが実際に効くのか良くわからない。でも専門の病院でこのように「根拠」が書かれていると心強いです。
色々と吟味した結果、私が飲んでいるサプリメントはマカ&亜鉛と葉酸の2種類です。
葉酸は女性の妊活中や産後も効果的なイメージがありますけど、実は男性にも良いようでびっくりしました。
青汁を毎日飲むことで原因不明の男性不妊体質改善？
男性不妊に青汁が効果的と根拠のある情報を得ていた訳ではありません。単純に食生活の改善を一番に考えた時。食物繊維やビタミン等の栄養を摂取したり、生野菜を毎日食べるよう意識はしていますが、継続して続けるのは日常的に困難でした。
そんな中で私が選んだ方法が「青汁」を毎日飲むことでした。青汁を摂取することで便の調子も良くなり体内に潜んでいる毒素も減少するのではないかと考えました。食事改善もずっと気になっていて、不妊改善活動が良い機会となりました。
実際に私が青汁を飲み続けてはっきりと効果が出た内容をまとめた記事がこちらです↓
アーモンドを毎日摂取して原因不明の男性不妊改善？
先ほどの「Men7sHealth医学会のコラム」でもナッツが効果的と書かれていましたよね？
実際スペインでは120人程度に対して実験をして著しい改善が見られたとの結果も出ているようです。この記事を引用してアーモンドに関する詳細を記事にまとめたのがこちらです↓
元々は「アーモンド効果」飲料を毎日飲み続けていましたが、何故か飲料である必要も無いかなと気づいてしまい固形のアーモンド(ミックスナッツ)も取り入れるようになりました。
男性の場合はメンタル面でも精力に対して大きく影響するため、気の持ちようかもしれませんが、アーモンドを摂取するようになってから活力が向上した気がします。仮にメンタル面だったとしても「アーモンドを摂取することにより活力が高まる」と信じ込むことも大切かなと個人的には強く思います。
ちょっと注意していただきたい点は、アーモンドはカロリーが非常に高い食物なため摂取量には気をつけてください。私は若干体重が増えてしまったため運動による調整をしていますが、若干カロリー摂取が上回っている感があり以前より体重が増えてしましました・・・
半年間男性不妊に対して4つを継続した検査結果を比較
見にくいので表にまとめてみました。
■精液検査の主な検査結果
| 検査日 | 病院 | 運動率(正常:40%↑) | 直進率(正常:32%↑) | 精子濃度(正常:15×1000000/ml) |
| 2018.9 | A病院 | 54.9% | 4.3% | 42.8×1000000/ml |
| 2018.10 | A病院 | 46.9% | 2.8% | 46.9×1000000/ml |
| 2019.6 | B病院 | 70.0% | 60.0% | 74.0×1000000/ml |
1回目と2回目はA病院で受けました。この2つの「直進率」の結果が非常に悪く不妊の原因となりました。正常値が32%以上にも関わらず2〜4%しか無いというのは致命的のようです。運動率は正常以上でしたが、この直進率が低いために子宮まで到達する可能性が限りなく低いということです。
これが改善に向けて行動に移すキッカケとなりました。
それから約半年間は先ほどまで記事に書かれている通りの改善させるために活動を続けてきました。
結果としてこの活動が改善に直結したかどうかは分かりません。
また、
セカンドオピニオンではありませんが縁起を担ぐと言う意味も込めて別の病院での検査を行いました。結果を聞いた時は一人で鳥肌が立つ勢いでした。お医者さんからは改善は難しいとまで言われていたので半分諦めていた分、正常値から倍近くの驚異的な数値が出るとは予想もしていませんでした。
ただ、
これがゴールでは無く最終目標はもっと先にあるため、この活動は今後も続けていくつもりです。今後も検査を受ける機会があれば随時更新していく予定です。
男性不妊で調べても女性が旦那さんのことを書かれている記事は多く目にしますが、
男性側の立場でのブログがあまり無いのかなと感じていたこともあり、
純粋に自分の体験談を記事に書かせて頂きました。同じような境遇の方々に少しでも有益な情報提供となれれば幸いです。
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