不妊治療/妊活

男性不妊|原因不明でも実体験で効果のあった行動と食事(サプリ)とは?

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こんにちわ2018年10月に男性不妊検査(精液検査)により異常が発覚したINFO BOXです。

男性不妊の原因は医学的に解明されていないことも未だに多く先天性と診断されてしまうこともあるようです。検査もせずに原因不明と判断するのは時期早々です。

検査結果を元にお医者さんからは異常値が正常値に戻ることはほぼ100%あり得ません。とまで言われてしまいました。

そんな状況から自分でできる限りの努力はしようと決め、半年後に再度別の病院で不妊検査を受けた結果、正常値まで回復してました。

半年間で何をしたかについても詳細をまとめた記事はこちらです↓

精液検査で原因不明だった運動率/直進率低下が半年で改善した体験談|男性不妊
妊活中のため男性不妊検査の精液検査を2回行なった結果、直進率が正常値を大幅に下回り病院の先生からは原因不明で改善は100%困難と・・・半年間改善に向けて活動を続けた結果、正常値まで改善したため同じような悩みを抱えている方々向けの体験談を記事にしました

今回は少なからず努力が報われることもあると言うことを体感したため、病院で診断された病気以外で原因不明でも家庭で出来ることを中心に情報収集してみました。

↓2020年5月の追加情報

2019年10月頃に不妊治療の顕微受精により見事に受精→着床に成功し、
2020年7月頃に出産予定です。
自然妊娠ではありませんが冒頭でも述べさせて頂いた通り、

これからお話する内容を実践することで一定の効果は少なくとも期待できると思います。私のように不妊治療で悩まれているご夫婦も多いかと思います。お医者さんからも具体的な改善策を教えて貰えるわけでもなく、

漠然と治療を継続しなければならない不安を少しでも解消できるように参考にして頂ければと思います。

男性不妊の生活習慣や食事やサプリによる栄養素に対する改善効果に関する情報収拾基準は?

学会や試験により実証されている内容等、信頼度の高い(根拠となり得る)情報を行動と食事の2つに大きく分類してまとめてみました。
これが少しでも同じように不妊や妊活で悩まれている方々や努力し続けている方々の励みになれば幸いです。

行動することで生活習慣の改善が男性不妊・妊活に効果がある?

男性不妊行動について

健康系のテレビ番組でも良く○○病の予防には生活習慣の改善がポイント!のように紹介されている番組を良く目にします。
これは日常生活の中での行動を指し示します。大切なのは日常生活でのリズムです。別の言い方をしますと日常のルーティンです。朝起きて顔を洗う→朝食を摂る→歯磨きをする→着替える→出勤
このルーティンが不規則だったり、規則的でもその規則がとても不健康なものだったりする可能性もあるのです。このルーティンが不妊改善のカギを握っているのです。
生活習慣の改善により質の高い精子に変化することも期待できると言う事です。では具体的にどのような行動をするべきかをご説明します。

睡眠行動が男性不妊の改善に効果的?

睡眠時間と妊娠率

英ウィメンズクリニック:男性の睡眠時間と妊娠力

これは北アメリカのコホート研究による結果の例です。
この曲線グラグでわかる内容を要約すると、

・男性の睡眠時間が6時間未満の場合は妊娠率が下がる
・理想の睡眠時間は7〜8時間

別の記事からも類似の記事があったのでご紹介します。

ご注目頂きたい記事の内容を抜粋しました。

●男性の1日の睡眠時間が6時間未満である場合、パートナーの妊娠率は43%低下する

●男性の1日の睡眠時間が9時間以上である場合、パートナーの妊娠率は42%低下する

引用:livedoor/男性不妊と睡眠の関係

上の曲線グラフと引用文からも分かる通り、
6時間以上9時間未満の睡眠が妊娠率の低下を防ぐ事ができるのです。
上の曲線グラフに限って言えば7時間半程度の睡眠が最も妊娠率が高くなるとされています。
睡眠不足はストレスとも関係性が高く、ストレスにより活性酸素が増える。

過剰な活性酸素は精巣に悪影響を及ぼすともされています。
少しですが睡眠と男性不妊との関係性について分かってきた気がしませんか?
当然ですが、不規則な睡眠も身体へのストレスとなるため毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる。
ということで私の場合は、

睡眠時間は7時間半前後が理想的と言う結論に至りました。

実際は完璧にその時間を確保出来ているわけではありません。時々夜更かしもしますし、早く起きてしまう場合もあります。過度な不規則睡眠は悪影響ですが、

規則的な生活をしなければいけないと言う考えが恐怖観念となりストレスに感じては逆効果にもなりかねません。
何事も適度に意識して生活していくことをモットーに私の場合は気をつけています。

適度な運動が男性不妊に効果的な改善につながる?

男性不妊と適度な運動について

英ウィメンズクリニック:運動と妊娠力の関係

適度な運動は精子力の改善に繋がるとアメリカの論文でも発表されています。この画像は調査対象は妊活中の3628人が対象のため信頼度は高い。この記事で注目したい点は以下の2点です。

ハードな運動は運動時間が増えるほど妊娠率は低下
軽めの運動は運動時間が増えるほど妊娠率は向上する

生活習慣の改善とも繋がりがありますが、ここで注目して頂きたいのが「適度な」と言う点です。
軽すぎたり過度な運動は効果が出なかったり、返って逆効果になり兼ねません。
そのため張り切って運動するのは良いことですが、無理に自分を追い込んだエクササイズは達成感は得られるかもしれませんが妊活には逆効果の可能性があるめ注意する必要がありますね。
少し抽象的な表現になってしまいますが、無理のない程度に継続できる運動を選ぶのが良いと思います。

私も実践してますが、すぐに始められるのがランニング。全く運動しなかった方はウォーキングから始めるのが良いでしょう。
自転車の場合は膀胱への刺激により精子が痛めつけられるためあまりオススメしません。

食事系で男性不妊・妊活にも効果的な食べ物(サプリ)とは?

男性不妊に効果的な食事イメージ食事は不妊治療に限らず健康を維持する上でもとても大切なものですよね。

生活習慣の改善にも繋がるので一石二鳥どころか、
普段の生活の活力にも繋がるので非常におすすめする改善ポイントの1つです。
ここでは男性不妊に効果的な食事に絞ってお話していきます。
まずは、具体的に効果が期待できる成分ってどんなものがあるのかを見ていきましょう。

「妊活食」4つのおすすめ栄養素、おつまみは枝豆&焼豚で決まり!
35歳以降の妊娠も増えている今、「妊活食」に興味を持っている方も多くいらっしゃいます。では、男性、女性ともに妊活中にはどんな食事を取れば良いのでしょうか。今回は特に、男性の生殖力の向上に必要なおすすめ食材をご紹介します。

これは管理栄養士さんに聞いた男性・女性の妊活に効果的な栄養素について書かれた記事です。一つ一つの栄養素に対する効果や1日の目安の摂取量についても書かれており非常に見やすいので、より詳しい情報を知りたい方はご一読ください。
この記事の内容を成分(一部種類)毎に見やすくまとめたものが以下の表です。

■効果が期待できる成分リスト

成分(種類) 男性不妊に期待できる効果 主な食材
タンパク質 酵素、遺伝子、精子の材料 肉、魚、豆類など
亜鉛 運動率の向上 牡蠣、ホタテ、レバー、たらこなど
アンチエイジングフード 精子の質の向上 ナッツ類、かぼちゃ、グロッコリー、しそ、サンマ、カツオ
ビタミンE 生殖機能の強化 緑黄色野菜、ごま、ナッツ類、魚介類
ビタミンB群 勢力増強 豚肉、レバー、うなぎ、玄米、豆類

食事の基本3要素である「タンパク質/脂質/炭水化物」をバランス良く摂取することが大切のようですね。「脂質/炭水化物」については特に摂取し過ぎると逆効果となるので意識的に注意する必要があります。
今回は特に男性不妊関する効果が書かれていた「タンパク質」のみリストに載せることにしました。1日の摂取量の目安は体重1kgに対して10g〜15gが適量。
それぞれ「主な食事」を見て頂ければ分かりますが、

基本的には「肉・魚・野菜」をバランス良く摂取できれば全てクリア出来そうですよね。この中で私が実践しているのが以下の2点です。

青汁でバランスの良い野菜成分を摂取すること
ミックスナッツで男性不妊に効果的な成分を摂取
不妊治療|妊活にも良いアーモンド効果(飲料)を比較購入し効果を検証したら・・・
グリコ のアーモンド効果を3ヶ月間飲み続けた感想や変化をまとめてみました。妊活中や不妊治療にも効果が高いとされているアーモンド。含まれてる成分や効果を考慮した上でアーモンド系の飲料を比較検証した結果や、男性不妊で必要なサプリメントのご紹介をしています。

最近は共働きのご家庭も多く普段の日常生活の中でバランスの良い食事を摂るのは意外と難しい。私の夫婦がまさにこのパターンです。そのため、「青汁」やナッツ類を常備することで不足しがちな栄養素や成分を補うことで不妊や妊活への効果を期待することができます。

特に「亜鉛」成分に関する食材で「牡蠣」は有名ですが、
毎日摂るのは至難の業ですよね。そのため私もサプリメントで補っています。

毎日の食事で補えない場合はサプリメントで補おう

男性不妊は原因不明で解明されていないからこそ努力していこう

私は2017年8月頃から妊活をはじめて2018年10月に男性不妊が発覚。2019年7月時点でまだ授かっていません。
精液検査の数値が悪くお医者さんからも具体的な治療法や改善策についての処方やアドバイスも特にありませんでした。提示されたのは体外受精の推奨でした。
確かに体外受精も視野には入れていましたが、夫婦での話し合いやお金の工面・様々なタイミングもあるためすぐにはじめられることではありません。

だからこそ、その間何もしないのでは無く日常の生活で改善に向けての努力をするべきだと私は思います。
仮に努力した結果が同じでも元々分かっていた結果のため納得することも出来るし前に進む決断材料にもなり得ます。
万が一結果が改善されていれば、「体外受精」ではなく「タイミング法」による治療に変更することも期待できます。
これは金銭面でも女性の身体の負担を考えても大きな差があります。

冒頭でお伝えしていましたが、私の数値が半年間で異常値から正常値にまで回復したのもたまたまタイミングが良かっただけだったり、
別の病院で検査したからという理由かもしれません。
事実として言えることは、正常値に至るまでの半年間は上記の通り行動と食事に対する努力を継続してきたこと。

この事実は何より男性としての自信にも繋がりました。

生活習慣の改善やサプリの導入による不妊対策が一番の目的ではありましたが、派生効果としては健康維持や日々の活力への還元といった日常生活への影響も大きいと私は感じました。
何もしないよりこういった取り組みを行うことは決して無駄ではありません。
そういった意味でも同じような境遇の方々にこの記事が少しでも励みになれば幸いです。
漢方処方もあるようですが、私は試したことがありません。どなたか経験された方がいらっしゃいましたらいんふぉぼっくす(@infobox82)にDMもしくはコメント欄にご連絡ください。

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妊活中のため男性不妊検査の精液検査を2回行なった結果、直進率が正常値を大幅に下回り病院の先生からは原因不明で改善は100%困難と・・・半年間改善に向けて活動を続けた結果、正常値まで改善したため同じような悩みを抱えている方々向けの体験談を記事にしました

2021/11/04追記
不妊治療を継続し最終的に顕微授精による妊娠を経て2020年7月に第一子(息子)を授かることとなりました。検査をはじめてから約1年半と決して短くは無い期間ではありますが、治療を継続してきて本当に良かったと心から感じています。
2019年10から検査をはじめて不妊治療開始から顕微授精による受精卵(胚)→着床→妊娠に至るまでの経緯のまとめやかかった費用の総額についてはこちらの記事でまとめていますので、
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら参考にしていただけますと幸いです。
少しでも同じような方々の力や勇気になってもらえますように!

ブログ/男性目線|不妊治療の顕微授精から出産に至った経緯とその総額(費用)は?
私(夫/当時37歳)と妻(当時25歳)は2018年から不妊検査を受け不妊治療による顕微授精により妊娠を経て2020年に無事出産に至ったまでの経緯について、時系列の流れから検査/治療内容と全体でかかった費用の総額や一般的な平均治療金額についてのブログです。

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