Windows11のエクスプローラは、以前のWindowsと同じく、ファイルやフォルダを管理するための標準的なアプリケーションです。ファイルを整理する際には、ディレクトリ構造を使うことができます。エクスプローラは、このディレクトリ構造を表示するための主要なツールです。
ただし、新しいバージョンのWindowsエクスプローラには、多くの新機能が追加されています。その中でも、最も注目すべき機能の1つが、タブ機能です。タブ機能を利用すると、複数のウィンドウを同時に開くことなく、複数のフォルダやファイルにアクセスできます。これにより、作業効率が飛躍的に向上します。
また、エクスプローラには、検索機能も備わっています。検索機能を使うと、特定のファイルやフォルダを簡単に見つけることができ、時間を節約することができます。ファイル名や拡張子、ファイルサイズ、作成日など、検索条件を細かく設定することも可能です。
さらに、Windowsエクスプローラは、ファイルのプレビュー機能も備えています。これにより、ファイルを開くことなく、その中身を確認することができます。たとえば、写真やPDFファイルをプレビューすることができます。
以上のように、Windowsエクスプローラは、ファイルやフォルダを管理するための必須のツールであり、使い方によっては、作業効率を大幅に向上させることができます。新しいバージョンのWindowsエクスプローラには、様々な新機能が追加されており、その中でも、タブ機能は特に注目に値します。
22H2のその他の新機能が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
Windows11エクスプローラタブが無い?有効化させる方法は?
Windows 11のエクスプローラーでタブ機能を有効化するには、まずWindows 11 2022 Update(バージョン22H2)にアップデートする必要があります。お持ちのPCのバージョンを確認するには[設定 > システム > バージョン情報]で確認することができます。
また、2022年10月18日に提供された「累積更新プログラム(KB5019509)」以降の累積更新プログラムを適用する必要があります。Windows 11 2022 Updateにアップデートしても、タブ機能が利用できない場合は、[設定]アプリの[Windows Update]画面を開き、[更新プログラムのチェック]ボタンをクリックし、表示された累積更新プログラムを適用してください。Windows 11を再起動すると、エクスプローラーのタブ機能が有効になります。
エクスプローラタブ機能の利点とは?何が便利になったの?
エクスプローラのタブ機能には、以下のような利点があります。
1.複数のフォルダーやファイルを同時に開くことができるため、作業効率が向上します。
2.タブを切り替えることで、タブの数が増えても、作業スペースをきれいに保つことができます。
3.タブのドラッグ&ドロップにより、フォルダーやファイルの移動が簡単になります。
4.タブにより、フォルダーやファイルの関連性を見やすくすることができます。
5.タブを使うことで、作業のフローをスムーズに進めることができます。
使い方① エクスプローラタブの開き方
タブを開く方法は簡単です。まず、エクスプローラを開いた状態で、[Ctrl + T]のキーボードショートカットを押すか、既存のフォルダーやファイルを右クリックして、「新しいタブで開く」を選択することでも、タブを開くことができます。その他エクスプローラウィンドウのタブ右側にある[+]マークをクリックすることで新規タブを開くことができます。
使い方② エクスプローラタブの切り替え方法
タブの切り替えは、タブの左右にある矢印ボタンをクリックすることで行えます。また、[Ctrl + Tab]のキーボードショートカットを使用することでも、タブを切り替えることができます。
使い方③ エクスプローラタブ間のファイル移動やコピー方法
ファイルを移動させたい場合は対象ファイルを選択後にそのままマウスで[ドラッグ&ドロップ]で別タブのフォルダへマウスカーソルを合わせると別タブのフォルダ内に切り替わるため、空白スペースでマウスを離すとファイルを移動させることができます。
複数ファイルも同様の方法で移動することが可能。
コピー時は[Ctrl]キーを選択したまま同様の操作をすることでファイルコピーが可能となります。
その他の方法として今まで通り[Ctrl + X](切り取り)→[Ctrl + V](ペースト)の操作でファイル移動ができ、[Ctrl + C](コピー)→[Ctrl + V](ペースト)でファイルコピーを行うことも可能です。
個人的に最も早い操作としてはショートカットキーを用いて以下の流れでファイル操作を行う方法が時間効率が最も高いのでおススメです。
- [Ctrl + X](切り取り)または[Ctrl + C](コピー)
- [Ctrl + Tab](タブ切り替え)
- [Ctrl + V](ペースト)
使い方④ エクスプローラタブのその他操作方法
タブの位置を変更するにはドラッグ&ドロップすることで、タブの位置を移動することができます。さらに、タブに右クリックすることで、タブを閉じる、すべてのタブを閉じる、その他のオプションを選択することもできます。開いているタブを閉じる場合はタブの右側にある[×]ボタンをクリックすることで閉じることができます。
Windows11標準のエクスプローラタブでできないこと
Windows11 22H2アップグレードによりエクスプローラのタブ機能が標準化されましたが、それまでは「QTTabBar」と言うフリーソフトでエクスプローラのタブ機能を実現していました。Macユーザは早期からタブ化されていたためMicroSoftもようやくかと言った具合かと思います。
一般公開されてから使用感も確認しましたが機能性としてはQTTabBarやMacOSの方が高いです。具体的には複数タブが開かれているエクスプローラウィンドウから特定のタブの切り離しや複数ウィンドウを1ウィンドウ複数タブへの結合ができなかったりと、痒い所に手が届かない状態です。デザイン性としては非常にシンプルで収まりも良いので気に入っていますのでこのまま標準のタブ機能がアップグレードしていくことを願っています。
少し余談ですがQTTabBarは機能性としては不満はありませんがOS起動時に不明なエラーポップアップ画面が表示されたり今回の標準タブとの相性も良くないためアンインストールしました。(アンインストールも一筋縄ではいかず若干手間がかかりました)Windows11ユーザの方でQTTabBarの利用を悩まれている方がいらっしゃいましたら筆者としてはあまりおススメしません。
Windows11エクスプローラタブ機能の活用について
Windows11のエクスプローラのタブ機能は使い方次第で飛躍的に作業効率や今までのストレスからも解放されることが期待できる非常に魅力的な機能です。例えば複数のフォルダを同時に開いて管理することができます。この機能は、作業効率を向上させるだけでなく、作業のストレスを軽減することにも役立ちます。たとえば、複数のフォルダにアクセスする必要がある場合、タブ機能を使えば、常に同じ場所に戻ることができ、効率的に作業を進めることができます。
また、タブを使うことで、作業中に別のフォルダを開いたり閉じたりする必要がなくなり、作業の妨げになることがありません。複数タブから1つのタブを他のウィンドウに切り離したり、逆に複数ウィンドウを1ウィンドウに結合したりすることができない等の実装されていない機能もありります。
Windows11を使いこなすためには、このような便利な機能をショートカットをうまく活用しながら積極的に利用することが重要です。
【エンジニアが選ぶ!】低スペックや故障等で買い替えを悩まれている方向けおススメのWindows11の高コスパノートPC
エンジニア歴10年の私は2023/9時点で使っているPCはDELL製(Vostro 3500 15inch/8GB/core i5)ですが、
当時は今より円高だったことも影響してか7万円程で購入しました。
Windows10→11へアップグレードした方でPCが常に重いと感じている方はハード面でのスペック不足の可能性があります。
ソフト側の軽量化をいくら行っても改善しない場合は購入の検討をおすすめします。
以下は私が購入する際のポイントや実際のおススメのPCをご紹介しますので是非参考にしてみてください。
私の選定基準はズバリこれです!
② シンプル (メーカー独自のアプリ/キーボード機能は不要!)
③ 使いやすさ (ディスプレイサイズ/キーボード配列)
その他HPなど海外メーカーをおススメする理由としては他者より比較的安価で富士通やNECと言った日本のメーカは独自ソフトやキーボードにも独自メニュー等があり普段利用しない機能もあるため、シンプルにコスパの良いPCを購入するのであれば参考になるかと思います。
ご紹介するPCはWindows11の新OSでExcelやTeams等のチャット機能の利用等、基本的な作業時はもちろんですがプログラミングの勉強やPC内での仮想環境による開発も最低限可能な程度の利用を想定したスペックは備わっています。
また、懸念点を全てクリアしたWindows11(インストール済)端末でCPU・メモリ・ストレージも余裕のあるスペックとなっています。
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