こんにちはGoPro HERO6の魅力にどっぷり浸かっているINFOBOX です。
今回は私が愛用しているGoProHERO6の広角(魚眼)レンズがどの程度の視野角を捉えているのかをiPhoneXRで撮影した画像と比較してみることで、より皆さんにつたわるのでは無いかと思い検証してみることにしました。結果として検証した私もビックリする程の差がありました(笑)
ちょっとスクロールして頂けると比較画像があるのでご確認してみて下さい。
ちなみにGoProHERO7でもこの広角(視野角)に関する仕様は6と同等のため新しいGoPro購入をご検討されている方のご参考にもなれば幸いです。
GoPro HEROの広角レンズの魅力って何? iPhoneXRとの画像比較
そもそも広角レンズのイメージって皆さんどんなのを想像されますか?
私は「魚眼」ワードのイメージが強いです。実際の広角レンズの特性は以下の通りです。
- 画角が広い
- 遠近感が強調される
- 歪み(デフォルメ効果)
- ピントの範囲が広い(被写界深度が深い)
今回の検証で1番分かりやすいのが画角の広さです。写される範囲が広いため風景や建物など、広がりを持たせたい時などに広角レンズの特徴を発揮します。
これは遠近感が強調されることにも繋がりますが、近くに写る被写体はより大きく見えます。逆に遠くに写っている被写体はより小さく見えます。
なんだかちょっとややこしいですけどこの画像を見ればお分かり頂けるでしょう
iPhoneXR撮影↓
GoPro HERO6撮影↓
これはタイのバンコクへ旅行した際のワットポー寺院内で撮影した画像です。三十三間堂を思い出させてくれるほど見事に仏像が並んでいます。
タイ旅行行った際の記事はこちらです↓
それぞれ撮影した角度が若干違うので比較しにくいですがご了承ください。
ただ、GoPro撮影の画像は1番手前の仏像の大きさに対する奥行き感に差がはっきり出てるのがお分かり頂けますでしょうか。
最後の特徴として、ピントが広い(被写界深度が深い)とは近くのものと遠くのもの両方にピントが合いやすいと言うことです。
分かりやすい例がiPhoneのポートレートモード。被写体にバッチリピントを合わせ、
背景はぼかすことで被写体を強調させるモードです。
これは被写体(近くのもの)にのみピントを合わせ、背景(遠くのもの)に対してピントを合わせていません。
通常はデジカメなどでもピントに対してオートモードに設定すると、基本的には近くの被写体に対してピントを合わせます。
この基本の撮影方法であれば何の問題もありませんが、本来遠くのものにピントを合わせたかった場合や、クッキリ写ってて欲しかった部分もぼけてしまっては折角のシャッターチャンスも台無しですよね。
GoProの場合は近い遠いなど、ピントを合わせることに集中しなくても合わせる範囲が広いため無意識でも全体的にハッキリした写真や動画を撮影することが出来るのです。
GoProの広角レンズの画角検証するキッカケについて
GoProの魚眼ってどの程度凄いの?
こんな疑問から今回の検証をするキッカケとなりました。広角の凄さは体感していたので感覚的には理解していましたが、
実際にGoProを使っている私も、これまで比較したことが無かったためGoProの特徴の1つでもある広角レンズの魅力が少しでも多くの方に伝えるための手段として検証することにしました。
この検証はGoProの広角具合を比較するものであり、決してiPhoneXRのカメラが劣るとかそう言った話ではございません。
それぞれ適材適所があり利用用途・魅力が全く違います。ただGoProの広角レンズの威力がどの程度のものか!?って事に関して少しでも伝われば今回の検証を記事にしたことが報われると考えています。
GoProHERO6×iPhoneXR写真比較結果
撮影場所は表参道のApple Store近辺の歩道橋上から。早速撮影開始!
iPhoneXR撮影写真↓
GoProHERO6撮影写真↓
上がiPhoneXRで下がGoProです。
いかがですか?一目瞭然ですよね。
左右でご説明しますと左側の横に伸びているポールがiPhoneの場合にはかなり見切れていますが、
GoPro側では結構な長さで写っていますよね。
右側では少し分かりにくいですが、Apple Storeの建物が見えてるか見えてないか。
上は空の見えている範囲が違います。
下側はiPhoneの方で見えている赤いオープンカーがGoPro側では真ん中ちょい下の方辺りに写っています。
分かりづらい方はこちらの画像をご確認下さい↓
赤枠内がiPhoneXRで撮影した範囲。
画像全体がGoProHERO6で撮影した範囲。
広角ってことで勝手に左右が広がるものと勘違いされてる方もいらっしゃったのでは無いでしょうか。実際私もそう思っていました。左右だけでなく天地の広がりも結構な範囲を捉えていますよね!
繰り返しますが、場所とタイミングはほぼ同じです。
検証してみた私もこれほどまでに差があるとは思いませんでした(爆)。
広い範囲が撮影出来るのは分かったけど、実際どんなシーンで威力を発揮するの?
って疑問をお持ちの方も多いと思いますのでこれからご紹介します。
GoProの広角レンズを活かした撮影手法
- 自撮りによる動画撮影
- 動き(走り)ながらの動画撮影
この2点の共通点として「画面を見ることができない」自撮りの場合はGoProの液晶画面が反対向きになってますし、
動きながら液晶画面を見ることは出来ますが、
走りながらではどうでしょう?走ったり激しい動きをしている最中に液晶画面を確認するのは困難です。
一般道なのでは歩きスマホではありませんが、歩行者にぶつかってしまうリスクもありますよね。
ですが、広角レンズであれば大半の方の予想以上に映したい被写体が画角に捕らえることが出来るでしょう。
簡単に言うと感覚的に撮影することが可能だと言うことです。
もちろん常に画角の中心に被写体がある方が見やすい映像だったりもしますが、いちいち画角を気にしてたら不自然な映像になってしまう可能性もありますからね。
私は自撮りや動きながらの撮影時には基本的に3-Wayマウントアクセサリーを利用しています。
走りながらだとブレブレの映像になってしまう…
と予想出来ますが、そこはアクションカメラの長所が活かされます。
GoPro HERO6では電子手ブレ補正により本来ブレブレの映像がヌルヌルっとした映像に映し出されることにより圧倒的に見やすい映像となるのです。
2018年秋頃に発売されたGoPro HERO7ではその電子手ブレ補正が更に強化されているようですからビックリです。
私も是非とも試してみたいのですが…残念ながら手元に無いため機会があれば検証してみたいと思います。
GoPro HERO6とiPhoneXRの比較検証した結果
GoProの広角レンズが予想以上の視野角を持ち合わせている事が分かりました。
鷹の目ならぬGoProの目!
実際に比較検証してみると感覚的に理解していた事がより具体的なイメージに変わりました。iPhoneやスマホのカメラで十分だと感じている方々も、
GoProの広角レンズに関する魅力が少しはご理解いただけましたでしょうか。
コメント