こんにちはGoPro HERO6でハワイの海に潜った際はとても良い思い出となりましたINFOBOXです。
GoProをお持ちの方であれば本体そのものが防水であることはご存知かと思います。お持ちで無い方でもGoProで水中(写真や動画)撮影するとどうなるのか?そもそも防水ハウジング(本体をカバーするアクセサリー)って必要なの?って所から実体験での利用時における注意点なども織り交ぜながら解説していきます。
GoProの防水機能はどんなレベル?防水ケースはいらない?
一言で「防水」と言っても、日常生活レベルで支障が無いのか。何時間も水中に入れた状態でも問題無いのか。その基準は様々存在します。その中でGoPro本体が耐えられる防水レベルは以下の通りです。
HERO7 Black は、ドアが閉じた状態で 10 m の防水性能を備えています。ダイビングの前に、別途ハウジングを取り付ける必要はありません。カメラを水中で使用する前に、すべてのカメラのドアが閉じていることを確認してください。サイド ドアが正しく動作するように、汚れた環境で使用した後は、サイド ドアを閉じた状態のままカメラを真水で洗って乾燥させてください
HEROシリーズの4以降(2023年9月時点での最新モデルHERO12Blackまで)のモデルであれば水深10mまでは防水機能が有効のため、
本体が裸の状態(ハウジング無し)でも問題ありません。
ちなみに、Fusion(フュージョン)の場合は5mまでのようです。いづれにしろ本体周辺のドア(充電・バッテリー箇所)は全て閉じている事が大前提のため、利用時には注意が必要ですね。
基準が水深○○mと言うことは、
以下のようなケースやシーンでは防水ハウジングケース無しの本体が裸の状態で使用可能です。
- 雨が降っている場合の屋外撮影
- スノーボードやスキー等の雪山での利用
- プールでの水中撮影
- ラフティング等のウォーターアクティビティ
- 海でのシュノーケリング/ダイビングによる水中撮影(水深○○m未満)
基本的な利用はこれで問題無いと思いますが、海水で利用する場合は必ず真水で洗浄するよう注意が必要。海水がそのまま乾いた状態になると潮が入り込んで劣化の原因になります。
知識として単純にGoPro本体に付着した細かい汚れが落ちにくい場合には、
温水に15分程度本体を浸けた後に流水で流すと良いらしいです↓
カメラやドア、ボタンの隙間にごみが付着した場合は、カメラを温水に15分間浸けて、ごみを柔らかくしてから、流水でその部分を洗います。
引用:GoPro Q&A
GoProは深水10m以内であれば防水ケース/ハウジングはいらない?
基本的には前述した通り本体周りのドアがしっかり閉じられた状態。且つ、深水10m以上での(ダイビング)水中撮影で無ければ防水ハウジング(カバー)装置は不要です。
ただ、GoProも機械のためサビ等の劣化要因には注意する必要があります。
例えば海だと海水/プールだと塩素だったりと真水以外の場所で利用する場合や、泥の付着など心配性な方は万が一のリスク回避として装置することをオススメします。
実際私はプールや海で利用する際には防水ハウジングを装置してました。特に海水については乾いた際に潮が入り込んでしまう恐れがあるため、劣化の原因になり兼ねません。
もし水関連の環境でGoProを撮影する際や、旅行などでダイビングをやる予定で綺麗な水中動画を撮影したいとご検討されている方はこの辺の手間なども考慮されていた方が良いですね。
GoPro本体に防水ハウジングを利用した際の注意点
私が利用していて不便を感じたり事前に注意すべき点はこんな感じです↓
- 完全密閉のためマイクの音が拾えない
- 水中での水の音は聞こえる
- 3-way等の固定用アクセサリーとの併用のため着脱切り替えが面倒
- レンズカバー箇所が曇るリスク
- 水面にあげた際に水滴がレンズカバーに残る
- 撮影時の画質は装着前と変わらない
その中で最も注意して頂きたいのは動画録音時の会話や周りの音をマイクが拾ってくれません。
限りなく微量な音は拾っていますが、会話の内容を聞き分けられるレベルを期待値とするとかなり下回ります。
純粋に水中での映像撮影目的であればあまり気になりませんが、水陸両用を目的として会話や音声も必要となった場合には撮影時に毎回着脱する必要があるため注意が必要です。
ハワイのオプショナルツアーでダイビング体験をした際に防水ハウジングを装着しました。すでに装着した状態で船に乗り込んだため、
船上で撮影した動画は全て無音となってしまいました・・・(爆)。その際の記事はこちらです。
試し撮りをしなかったことと何も考えていなかった自分に責任はありますが、少し考えればわかることですよね。完全に密閉されているわけですから遮音されて当然です。
ただ、ハウジングは3-Way(セルカ棒のようなもの)にネジで装着するため、撮影シーンに合わせて切り替えるのは中々の手間だと思います。早くて1分程度は要する作業を毎回切り替えるのは難易度が高いですよね。
旅行先やピンポイントでシャッターチャンスなってタイミングでいちいち切り替えていたら何も記録に残らなくなってしまいます。思い出はプライスレスですが、その大切な思い出も無くなってしまっては本末転倒ですよね。
あと注意すべき点はGoProのレンズ部分にあたるカバー箇所が曇ってしまう場合。寒暖差等で内部が曇ってしまう場合があります。装着前にGoPro本体が濡れている場合は拭き取りさえすればそこまで気にする必要は無いかと私は感じていますが、
レンズの曇り防止シートなども別売りしているので気になる方は購入しておくのも良いでしょう。
また、
完全に水中撮影であれば関係ありませんがプールや海水浴等で水中と水上を行き来するような撮影時にはレンズの水滴に注意が必要です。
水上へあげた際にどうしてもレンズ周辺に水滴が付着するためピントが合わなくなったり綺麗に撮影できなくなる可能性もあるため、軽く手で拭き取るだけでも良いので気にしておきましょう。
水滴が逆にリアル感が出て好き!って方もいるかと思いますので、
この辺のさじ加減は実際に試してみるのが一番です。
GoPro防水ケースの純正とサードパーティー製の違いは?
以前純正の防水ケースもレンタルで使用したことがありますが、
大きな違いは水深と価格でしょうか。
機能性については操作性が純正の方が優れている面はありますが撮影する目的であれば差は無いと言ってよいでしょう。
デザインについても元々防水ケース自体がシンプルなハウジングなため拘りが無ければあまり差はない印象です。
純正 | サードパーティー製 | |
水深 | 60m | 40m~50m |
機能性 | ◎ | 〇 |
デザイン | 〇 | 〇 |
価格 | 高い | 安い(純正の1/4程度) |
GoPro防水ハウジングのオススメや選定基準は?
私が購入した商品はAmazonで1,500円程度の非オフィシャル製品でした。
商品名:KetenTech GoPro 防水 ケース HERO7 BLACK HERO6 HERO5適用
深水45mと記載されておりましたが、
正直そこまでの機能性は必要ありませんでした。
体験ダイビングも深水10m〜15m程度の場所だったため、購入すべきかどうかも悩んだくらいです。何故購入したかについての理由は以下の順の通りです。
- 万が一のための保険
- コスパが良い(安い)
- 安心感
1、3は類似の意味ですがGoProは水中利用で何か不具合があっても保証されません(購入後1年以内は初期不良のみ保証対象)。仮に本体の充電箇所等のドアが少し開いた状態だったことが原因で故障した場合は有償修理もしくは買い替えとなってしまいます。
そんなリスクを抱えたまま楽しい時間を過ごしたくありません。たった数千円でリスクが大幅低減され、更に安心感を得られるのであれば文句ありません。
プロ仕様で激流や水深50m以上潜る等の特別な理由が無い限りは、あくまで「保険」的な利用手段としての購入であれば余程の悪質商品で無い限りはどれを選んでも問題無いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ちなみに私が防水ハウジングを利用した際、利用後に本体を取り出した際には全く濡れている箇所はありませんでした(当然ですが・・・)。
同じように防水に関する疑問を持たれた方や購入をご検討されている方々の参考になって頂ければ幸いです。
2023年版GoPro12/11/10/9おすすめの防水ハウジングケース
製品詳細
- 激しいアクティビティ中に、泥や汚れ、ゴミなどからHERO11 BlackとHERO10 Blackを保護
- フロントLCDスクリーンを操作して映像を確認可能
- 水深60mまでの防水性 — 深い水中でのダイビングに最適
- 付属のスケルトンバックドアにより、録音性能1とカメラのタッチスクリーンの操作性が向上
- 平面ガラスレンズが水中、陸上を問わず、高画質の画像を実現
純正の防水の保護ハウジングは6,000円程しますが機能性も優れているため利用頻度の高い方であれば安心感も得られるため重宝できますが、
旅行先でのダイビングやシュノーケリング等で使用する場合は利用頻度も低いため非常に高価です。今回は非純正で比較的安価で水深40m~50m程度まで耐えられるおすすめの防水ハウジングをご紹介します。
撮影した動画はGoProの純正動画編集アプリのQuickやSpliceで編集することで簡単に楽しい動画を作成したり細かいカスタマイズをしてオリジナル動画を作成しています。
詳細についてはこちらの記事でご紹介してます↓
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